【幸せ修行】3つのポイントを押さえて、アーユルヴェーダ式の健康法を手に入れよう
アーユルヴェーダといえばベジタリアンなイメージがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんなことはありませんよ。肉食でも、菜食でも、誰でも実践できるのがアーユルヴェーダです。ただ、健康になりたいなら、アーユルヴェーダの「コツ」を知っておくと良いですね。
「コツ」というのは、この3つ。①消化できる量の食事を、②消化できる時間帯に、③消化できる調理方法でいただくです。この3つを守れば、糖質OK、お肉・お魚OK、食事制限ゼロで健康になれます。
①消化できる量の食事とは、単純に食べ過ぎ注意ということです。食べ過ぎは腸内環境悪化を引き起こし、便秘の原因になることも。体内の不要なものを排出できないというのは、あらゆる不調の原因です。ですから、食べ過ぎには注意をしましょう。理想は毎日3食です。インドでは、健康維持のために毎朝排便が欠かせないと信じられている、と聞いたことがあります。これが事実であるかは分かりませんが、アーユルヴェーダの視点からはとても良い考え方です。
②消化できる時間帯とは、簡単に言うと太陽の出ている時間に食事をすることです。太陽の出ている時間というのは、消化する力が比較的強いので、この時間に食事をすることをお勧めします。最近は日の入りが遅いので、夕食に限っては睡眠の3時間前に終えるのがベストです。
③消化できる調理方法でいただく、とは食材の栄養を吸収しやすい状態でいただく、ということです。素材が良ければ消化できる、というわけではないということです。揚げ物などの重いものよりも、炒めたり蒸したりがいいですね。可能な限り作りたてをいただくことができれば理想的です。
以上のコツが掴めれば、食事制限ゼロで健康になれます。さらに良いことは、きちんと排泄ができるサイクルが作られるので、自然と適正体重になります。ダイエットしなくても、自分が一番心地よい体重を維持できるようになりますよ。
最後に、ヴィーガンやベジタリアンのラベルがついた食品を多くみますが、これらは健康とイコールではありません。例えばヴィーガンチーズは乳製品の代わりにナッツを使いますが、ナッツは密度が高く、消化吸収が難しいです。ベジタリアンでありがちな豆類も同様です。消化する力が弱っているときにこれらを多く食べても、栄養を吸収できないこともありますので、「良かれと思って」食べている場合は、一度食生活を見直してみてくださいね。
幸せ修行 No.271
加藤ジェシカ
世界中50か国以上を旅する中で、地球にはエネルギーのような何かが存在することに気づく。2017年、ヨガの勉強を通してアーユルヴェーダに出会い、渡印。日常に寄り添うアーユルヴェーダがテーマ。
ウェブサイトはこちら。