令和３年９月３０日（水）、海上自衛隊 練習艦隊及び練習艦「かしま」が、遠洋練習航海の一環としてパールハーバー＝ヒッカム米統合基地に寄港し、１０月３日（日）に出航しました。練習艦「かしま 」には、今年３月に第７１期一般幹部候補生課程を修了した実習幹部約１１０人 を含む合計約３１０人が乗船しております。練習艦隊は、８月２５日に広島県呉を出港し、横須賀、米国ノーム、ダッチハーバーへの寄港を経てパールハーバーに寄港しました。今後、マーシャル諸島、ミクロネシア連邦への航海を経て、１０月２７日に呉に戻る予定です。

来航中、１０月１日には、青木総領事がオンラインで実習幹部に対して講話を行うとともに、ハワイの概要や歴史を紹介する動画と、ハワイ明治会、日系人連合協会及びハワ イ日米協会の代表からのビデオメッセージを上映しました。また、９月３０日には日系人の団体による出迎えを行うとともに、１０月３日には見送りが行われました。

新型コロナウイルスによる制限により、練習艦「かしま」の実習幹部を含む練習艦隊隊 員は下船することができず、また、寄港時には毎回実施している艦上でのレセプションも 行うこともできませんでしたが、隊員の皆様が、厳しい制限の中、少しでもハワイを満喫いただけたことを願っています。