7月に、アラモアナビル13階の元のオフィスに戻った『J美容クリニック』。全面改装されて、新しくクリーンな内装で気持ちいいですね。

「今年はステイホームで人と会う機会が減り、マスクも着用しているので、ダウンタイムのあるシミ取りやレーザートリートメント、プチ整形にきてくださる方が多くいらっしゃいます」

　外出を控える生活で、紫外線を浴びずに施術後のケアができるため、美肌美容には好機でもあるんですと、オフィスマネジャーでトップエステティシャンのチャンドラー奈美子さん。 

　どんなトリートメントが人気ですか？

 「シミ・そばかす取りならライムライト、引き締めはスーパータイタン、肌の若返りや肌質改善ならレーザージェネシスなど、マシーン治療系が人気です。中でも“ハイフ”は一昨年の秋に導入したトリートメントで、ハワイでは当クリニックだけで施術している機種です。日本や韓国では今とても人気の高いトリートメントなんですよ」 

キャンペーン割引で大人気の“ハイフ”、 超音波で、リフトアップ効果を切らずに実現 

　高密度焦点式超音波（正式名称：High Intensity Focused Ultrasound）の頭文字をとってHIFU（ハイフ）。従来のレーザーや光、高周波では届きにくかった皮膚の真皮や皮下組織の下、4.5mmの筋膜まで深く届く超音波で、古いコラーゲン組織を分解して新しく再生させることで、シワやたるみの改善をはかるマシーンだ。 

「熱エネルギーを点状にピンポイントで照射します。狙った組織のみに照射できるため、皮膚の表面や他の組織を傷つける心配はありません」 

　照射深度を変えながら、皮膚の深い層で起きるたるみの根本原因から、薄い層の目元周辺の小ジワにまで、さまざまな肌トラブルにアプローチできるのだという。 「トリートメントした瞬間から肌の引き締め効果、小顔効果が始まり、施術後３〜４週間で新しいコラーゲン組織が生成しますから、ハリが出てたるみが改善され、リフトアップされた輪郭を実感していただけるはずです。効果も長時間持続します。ダウンタイムもなく、施術後すぐにメイクもできますし、普段と同じようにお手入れしていただけます。当クリニックの治療の中で、ハイフはフェイスラインなど、場合によっては少し痛みがありますが、耐えられる痛みです。その効果に満足してリピートされる方がとても多く、今一番人気のトリートメントなんです」 

　筆者もキャンペーン価格の300ドル（通常１回500ドル）で体験した。 

　ジェルを塗り、照射をすると、頬など皮下組織が厚いところは温かさを感じるだけなのだが、皮下組織の薄いアゴ周り、おでこなどは、ポップコーンが弾けたような独特の痛みを感じる。トリートメントは顔全面で45分ほど。中には数日、軽い筋肉痛のような違和感がある人もいるという。 

　筆者は写真のモデルさんより相当年上で、ほうれい線もマリオネットラインも眉間ジワも深く濃くたるみきっているので大いに期待した。 

　この記事を書いているのが施術10日後。真っ先に変化が現れたのが、首のシワ。料金を追加して首のトリートメントもしてもらったのだが、顔と首の境界線がぼやけたたるみと、無数の小じわが翌日から軽減し、日増しにすっきりしてきた。首の若返りは顔以上に難しいと言われているのに！ 

　頬のハリも、頬骨が少し上がったように見える。いいぞ、ハイフ〜♥ 

　皆さん、奈美子さんはトリートメントをしながら、ていねいに説明してくれるので、ハイフはもちろん、美肌ケアもあれこれ聞いてくださいね！