ホノルル鉄道委員会、工事遅延金3,800万ドルの支払いに同意
HART(ホノルル鉄道委員会)は、鉄道建設工事を請け負うジョイントベンチャーSTGに対し、工事遅延で発生した遅延金3,800万ドル(41億7,000万円)の支払いにやむを得ず同意したと、ハワイニュースナウが報じている。STGは、ホノルル空港近隣のウアレナストリート沿いの建設が2018年から2019年にかけて219日間休止したことに対し、当初7,700万ドル(84億6,000万円)の遅延金の支払いを要求していた。工事の遅延は、STGとハワイアンエレクトリックの間で行われた地下に電線を回らすプロジェクトの交渉が長引いたことが原因だという。支払額は最終的に減額されたものの、工事遅延期間中、1日あたり15万ドルを払い渡す結果になった。遅延金は鉄道プロジェクトの予備費から支出される予定。
写真:Shutterstock
(日刊サン 2021.09.10)
シェアする