知ってた? 野生の七面鳥は危険
七面鳥といえばサンクスギビングのターキーを思い起こすが、5キロから6キロもあるような大型の鳥だ。
マサチューセッツ州東部にある小さな町では、野生の七面鳥が目撃されたとの情報が集まったために七面鳥から身を守るように注意喚起が行なわれているとフォックスニュースが伝えている。
1月28日、ウェンハム市では複数の野生の七面鳥が街の通りをうろついているとの通報を受け、警察が市民に対して注意を呼びかけたという。
「野生の七面鳥は非常に攻撃的なので、住民の皆さんの安全のために警戒を怠らないでください。野生の七面鳥と接触することは絶対に避けてください。もし七面鳥が近寄ってきたり、自宅の敷地内に入ってきたとしても近寄ってはいけません」
七面鳥が近寄らないようにするためにはどうしたらいいか?
まず、餌をあげないこと、小鳥用の餌を地面に撒かないこと、そして小鳥の餌やり道具(バードフィーダー)を取り外すこと。
餌があると思えばやってくるのは動物の習性で、七面鳥は餌を見つけると興奮して一層危険になるという。
そして庭に入ってきた七面鳥を追い出すためには、ホースで七面鳥に向かって放水するとか、バケツを叩くなど大きな音を出す、もしくは飼っている犬に追いかけさせるなど威嚇することが大事だそうだ。
威嚇して追い出さないと七面鳥は「ここは大丈夫」と思い、人間を威嚇するようになるという。
ちなみにマサチューセッツ州には3万羽以上の野生の七面鳥が生息している。
(日刊サン 2021.02.02)
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