5月に入ってハワイではデビッド・イゲ知事の命令により、旅行者が14日間の自己検疫期間中レンタカーを借りることは禁止されている。

レンタカー会社では、チケットをチェックするなどして利用者が検疫期間でないことを確認するなどして対応をしている。

それにもかかわらず、ハワイ州観光局の発表によると、5月8日には260人、5月9日には255人が州外から到着した。

14日間の自己検疫が始まってから5月8日までに6341人が州外からハワイに到着している。

コロナ感染勃発前には毎日3万人以上がハワイに訪れていたことからみれば、この数字は非常に少ないが、コロナ対策として検疫を義務付けている当局にとってはまだ多い数字である。

観光局はホテルに対して、自己検疫をしなければいけないゲストがチェックインするときには、隔離のために1度しか使用できない使い捨てのルームキーを渡すよう要請しており、運輸省とも連携して、空港に到着した乗客のスクリーニングテストや法令遵守チェックをより一層厳しく行っている。