年末に犯罪多発 要注意
多くの人々にとって今年は大変な1年だったが、ホリデーシーズンに入って犯罪が多発しているとKHONが伝えている。
クリスマス翌日にカカアコ地区にある二つのレストランが不法侵入にあい、路上に駐車している車に対する侵入と郵便箱からの盗難などが相次いだ。
ケビン・アオキ氏は12月26日午前9時30分ごろにカカアコ地区で経営する二つのレストランの鍵を開けた時、店内は荒らされていた。
キャッシュレジスターは無くなっており、タブレット端末もなく、ステレオシステムも取り外されていたという。
高額なアルコール類やキッチン用品なども全て含めておよそ5,000ドルの盗難被害にあった。
レストランに取り付けられていた防犯カメラには犯人の顔が映されており、現在警察が捜査中だ。
ホノルル警察によると、犯罪件数自体は昨年より減少しているが、年末になって車上荒らしが多発しているという。
警察は車の中に貴重品を置いていくことが主な原因だと述べている。
「空の買い物袋や段ボール箱であっても、犯人から見れば何か貴重品が入っているかもしれないと思って窓を割って持っていく。たとえ人通りがある道であっても、数秒で窓を割って車内のものを取っていくために油断は禁物だ。車の中には何もない状態にしておかなければならない」
また、郵便箱の入っている小包を盗んでいく犯罪も多発している。
犯人は車でやってきて郵便箱を開けて、中に箱が入っていれば持っていかれてしまうため、できたら鍵付きの郵便箱に替えるようにと警察は呼びかけている。
(日刊サン 2020.12.29)
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