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OwlとKahalu'uの優しい風が友達

ウォーキングで不眠症改善!

ウォーキングで不眠症改善!

  ウォーキング開始から約2ヶ月が経過し、やっと眠れるようになりました!

  実はそれまで何の問題もなかった睡眠でしたが6月後半に突然、不眠症になってしまったんです。開いた穴にスポッとハマった感覚とでも言うのでしょうか。夜中の1時、2時が過ぎても一向に眠気が訪れないどころか、頭は冴え渡り、色々な出来事が次から次へと脳裏に浮かんでは消える…その繰り返し。一睡も出来ない辛さ、そしてどうしようもない不安と恐怖を味わうことになってしまったんです。 

 6月後半、そんな中で始めたウォーキングでした。家を出るのは起床してからすぐの朝6時過ぎ。最近は濃厚なオレンジ色に輝くサンライズを毎日、スマホで撮影し、日本の家族を励ますのが日課です。ウォーキング時間は自宅周辺をぐるりとひと回り約40分。鳥のさえずりを耳にマイナスイオンが充満する自然の中をひたすら歩くだけ。すると、ああ生きてるんだ、と清々しい感情が沸き上がり、日々感謝の気持ちで満たされます。 

 

 脳の活性化や骨・下半身の強化、ストレス軽減、免疫力アップ、関節炎症状の緩和、血中グルコース値の改善など、驚くほど健康上の様々な効果が期待されるウォーキングですが、私の場合は乱れた体内時計をリセットし、不眠症を治すことが一番の目的でした。 

 実は朝のウォーキングには繊細な脳内物質セロトニン神経を活性化する3つの条件の内、咀嚼(そしゃく)を除く、“朝日を浴びる”“リズム運動”の2つが含まれているんです。睡眠物質メラトニンの材料でもあるセロトニンは覚醒や気分、意欲に関わる物質。十分なセロトニンの分泌は質のいい深い睡眠には欠かせない重要な要素と言われています。 

 強いストレスが最大の要因で減少するセロトニン。不足するとうつ病発症など、心身の健康に大きく影響を及ぼすのも見逃せない事実です。実際、私自身、ウォーキングなど何の手立ても講じていなければ、あのままうつ状態に陥るのも時間の問題だったでしょう。兎に角、不眠症改善にいくばくかの光が見えた気がして、症状が出た翌日からウォーキングを開始したことがいい結果に繋がりました。 

 

 コロナ禍で私たちは強いストレスを感じながら生活しています。そんな中で不眠症で今、辛い思いをされている方でもし健康に不安がないようでしたら、健康のためとか、ストレス発散とか堅いことは抜きにして、気分のリフレッシュに是非、軽いウォーキングから始めてみませんか。

ここKahalu’uはカントリーエリア。いつも心地よい自然の中で、 平凡だけど幸せに暮らしています。Owlは私の大好きな鳥です。

 

(No.238)

Eriko Y. Ige

2015年9月、ハワイ州マッサージセラピストライセンス取得。LMT(Licensed Massage Therapist) チャイナマンズハットが見える我が家のキッチンが、私にとって最高の癒しスポット。コオラウ山脈、カネオヘベイ、そんな自然に抱かれたKAHALUUからカントリーメッセージをアロハスピリットに乗せて発信します。 

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