ホノルル警察(HPD)によると、最近の自動車盗難犯罪は、特定の車種の盗み方を紹介するソーシャルメディアの投稿による影響を受けているとKHON2が報じている。
ソーシャルメディアで紹介された方法を使っての自動車盗難の増加傾向は、アメリカ本土でも問題になっており、HPDによると、昨年末にハワイでも起きているという。
HPDのキース・ホリカワ副署長は、「昨年12月1日から現在までで、約120台のキアとヒュンダイが盗難もしくは盗難未遂盗に遭っている。この120台は、この期間に盗まれた車全体の約30%に相当する。なお、被害は合計約400台にものぼる」と語った。
多くの自動車盗難被害がカリヒ、ホノルル、イーストホノルルで発生している。ホリカワ氏は、車の盗難は他の犯罪に関連している可能性があるとし、「あまり詳しくは言えないが、盗まれたキアと、車上荒らしには相関関係があるようだ」と付け加えた。
HPDは取り締まりを強化しているが、キアとヒュンダイのドライバーに、カーアラームを取り付け、ホイールロックを購入し、明るい場所に駐車することを推奨している。
また、キアとヒュンダイは、盗難阻止対策の一環として、ソフトウェア・アップデートを発表している。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2024.2.8)