ホノルル市がこの夏に設置したばかりのパーキング・メーターの一部で、駐車時間が大幅に延長される不具合が出ているとハワイ・ニュース・ナウが報じている。
ルナリロ・ストリートで、あるラッキーなドライバーは、12時間41分もメーターが残っていた。サウス・ベレタニアに設置されている別のメーターは22時間56分だった。
ホノルル市交通サービス局(DTS)は、声明の中で、市内4200台のパーキング・メーターのうち、約200台でこの問題が発生したと述べた。原因は、最近システムが4Gにアップグレードされたことに関連しているという。なお、このメーターは400万ドル(約6億円)近くを投じてこの夏に設置されたばかりである。
ハワイ・ニュース・ナウの調査班がワード・アベニュー近くのサウス・ベレタニアからチャイナタウン地区へ車を走らせると、さらに何台ものメーターが何時間も時間を刻んでいるのを発見した。チャイナタウンで写真スタジオを経営するポール・ストラウス氏は、「めちゃくちゃな話だ。メーターに24時間と表示されているのなら、何を請求されているのかわからない」と語った。
市は問題の原因について正確なことは明言しなかったが、供給元の「IPSグループ」は10日(火)からその問題に取り組んでいると述べた。DTSはまた、利用者は追加された余分な時間分の料金を請求されることはないとしている。
担当業者によると、問題はすでに解決されており、現在表示されている追加分の時間が過ぎれば、メーターの表示は正常に戻るはずだと述べている。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.10.13)