事件が起こったのは20年前、シェイナさんが当時の婚約者で今の夫であるニックさんの両親の家を訪れたときだ。
フロリダ州レイクランドで暮らすシェイナさんは、フォックス・ニュースのインタビューに答えている。
「いつものように婚約指輪を指から抜いて、カウンターの上に置いておいたのですが、何かの拍子にトイレの中に落ちたようで、気がつかないまま流してしまったのです」
気がついたシェイナさんは、必死になって指輪を探した。
浄化槽タンクの中身をホースで抜き取り、窓の網戸を使って濾してみたが、結局見つからなかった。
それから20年後の今月、リックさんの両親がトイレのリフォームをした際にその指輪が見つかったという。
工事業者が便器を取り外した時にパイプの中から出てきたという。
両親は、その指輪をおもちゃのトイレの中に入れ、息子のニックさんにも内緒でクリスマスのプレゼントしてシェインさんに贈った。
クリスマスの朝、包みを開けたシェインさんはニックさんと共に驚き、涙を流したという。
「信じられませんでした。失くなったものと思っていたのに、ずっとあそこにあったなんて、本当に驚きました。もう二度と戻ってこないと思っていましたから」
指輪は作り直され、ダイアモンドは20年前と同じ輝きを放っているという。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.12.30)