カアアワにあるレクリエーション・センターが何年にもわたり使用されないまま放置されている問題で、ウィンドワード地区の住民がホノルル市に対応を求めているとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
問題となっているのは、市の公園およびレクリエーション局が管理しているスワンジー・ビーチ・パークのレクリエーション・センターだ。
人員不足が理由で5年間にわたり閉鎖されたままになっているという。
カアアワ在住のソー・カマカアラ氏は次のように語っている。
「我々が子供の頃は、学校からまっすぐセンターに行ったものだ。サッカーやバスケットボール、野球などがいつでもできて、子供たちはみんなそこで運動をしていた」
しかし、現在は、センターの壁は落書きで汚され、ホームレスが集まる場所になっている。
男性用トイレにはドアがなく、使用できない状態のまま放置されている。
市がこのまま何もしないのであれば、地域住民が中心となって再建するという意見が出ているが、そのためにはビルの鍵が必要だ。
市当局では、センターの今後について正式な申請と承認なしに、外部の人間が市の施設へ立ち入ることを許可するわけにはいかないとする一方で、地域住民と協力し、話し合いを持つことは前向きに対応したいと述べている。
また、壁の落書きについては、清掃職員を派遣する予定だという。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.12.30)