クリスマスを迎える今週末、アメリカ本土は寒波に見舞われると予想されているが、フロリダ州の気象予報士は、寒さのためにイグアナが木から落ちてくる可能性があると住民に注意を呼びかけているとフォックス・ニュースが伝えている。
フロリダ州北東部では、内陸地で摂氏マイナス6度台、海岸沿いでも摂氏0度前後になると見られている。
冷血動物のイグアナは、気温が摂氏10度を下回ると動きが鈍くなり始める。
気温がさらに下がると、イグアナは固まって木から地面に落ちてしまうが、死ぬわけではなく、気温が上がれば自然と起きだすという。
イグアナは、人間に対して危険でも攻撃的でもないものの、フロリダ州では外来種で、歩道や木々を傷つけたり、長いトンネルを掘るなど、被害を及ぼすことがある。
オスは体長約150センチメートル、体重約9キログラムほどにまで成長する。
シェアする
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.12.20)