州保健局(DOH)は、サルモネラ菌汚染の可能性があるとして、「クエーカー・オーツ社」のグラノーラ・バーやシリアルの自主回収を住民に呼びかけているとハワイ・ニュース・ナウが報じている。
クエーカー・オーツ社は、サルモネラ菌汚染の恐れから、15日(金)、定番のグラノーラバー「チューイー(Chewy)」バラエティパックやチョコレートでコーティングされた「チューイー ディップス」バー、パフ入りシリアル、プロテインシリアル、そして一部のFrito-Laysのスナックボックスに含まれているグラノーラバーなど、40種類以上の製品のリコールを発表した。これらの製品はハワイを含むアメリカ全土およびプエルトリコ、グアム、サイパンで販売されていた。
リコール該当製品の全リストはこちら(FDA)。
https://www.fda.gov/safety/recalls-market-withdrawals-safety-alerts/quaker-recalls-granola-bars-and-granola-cereals-due-possible-health-risk
サルモネラ菌に感染した人は、嘔吐、下痢、腹部のけいれんなどの症状が出ないか注意する必要がある。また、子どもや高齢者、免疫力が低下している人は、重篤な感染症にかかる危険性が高く、死に至る可能性もある。疾病予防管理センター(CDC)によると、毎年100万件以上の食中毒がこの細菌によって引き起こされているという。
リコール対象製品を食べた後に症状が現れた場合は、直ちに医療機関に連絡することが求められている。現在のところ、ハワイではこの製品に関連する疾病は報告されていない。
購入者は、自宅のパントリーに該当製品がないか確認し、ある場合は食べずに破棄するよう推奨されている。返金については、クエーカー消費者相談窓口(米国中部標準時間の月曜から金曜・午前9時~午後4時30分)1-800-492-9322まで電話するか、下記ウェブサイトから連絡ができる。
https://www.quakergranolarecall.com/
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.12.18)