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【ハワイニュース】新アロハ・スタジアム、完成に数十年の見込み

州の発表によると、新アロハ・スタジアム・エンターテイメント地区(NASED)の建設には数十年かかる見込みであることがわかったとKHON2が報じている。

プロジェクトの契約を担当している会計一般サービス局の公共事業管理者であるクリス・キニマカ氏によると、NASEDの完成予定は2043年となっている。また、計画通りに進めば、スタジアム自体はもっと早くに完成する予定で、2028年のUHフットボールシーズン開幕に間に合わせたいと考えているという。

NASEDプロジェクトはすでに多くのハードルに直面しているが、キニマカ氏によると、今月中に正式に提案依頼が出されれば、202512月までに開発業者が決定し、マスタープランが完成するはずだという。同氏は、「2025年に開発業者との契約が結ばれれば、スタジアムが取り壊されるのは2025年後半か2026年ということになる」と語る。

州は、新スタジアムの条件として、収容人数を25000人に設定しているが、キニマカ氏はこれはあくまで最低限の規模だとし、「もし開発業者がもっと大きなスタジアムを建設できるのであれば、それは素晴らしいことだ。実際には3万から35000人くらいが理想的だと考えている」と語った。

スタジアムの建設に加えて、開発業者はアスファルトをすべて撤去し、スタジアムのすぐ近くまでコミュニティを建設する必要がある。キニマカ氏によると、この98エーカーのスペースに、住み、働き、遊び、繁栄するコミュニティを作ることが目的だという。

地元住民の一人であるクリス・ナムナマ氏は、ニュースに対し、「もっと早くに完成させてほしい。アロハ・スタジアムが恋しいし、この場所が閑散としているのは寂しい。2年か3年ほど早く建設してくれると助かる」とコメントした。

キニマカ氏によると、州はこのプロジェクトのために35000万ドル(約500億円:143円/ドル換算)の一般資金と4950万ドル(約71億円)の運営資金を用意しており、残りの費用は開発業者が負担することとなる。

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画像:Shutterstock.com / Pamela Au

(日刊サン 2023.12.7)

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