【ハワイニュース】米国立気象局が発表する警戒レベル、それぞれの意味と取るべき行動
ハワイ州では今後数日間大雨が続くと予想されていますが、このような悪天候の際、米国立気象局は防災気象情報として注意報や警報などの警戒レベルを発表します。それぞれの警戒レベルの違いや取るべき行動をおさらいしてみましょう。
洪水勧告(Flood Advisory)
注意してください。洪水勧告は、発生すると予測される特定の気象現象が生活に影響する可能性があり、かつ警告を出すほどではないと判断された場合に発令されます。一方、生命や財産を脅かす重大な影響を引き起こす可能性もあるため、注意が必要です。
洪水注意報(Flood Watch)
避難の準備をしてください。洪水注意報は、特定の気象現象によって洪水が発生する条件が揃っている場合に発令されます。洪水が発生する可能性があります。
洪水警報(Flood Warning)
身の安全を確保するか、避難してください。洪水警報は、特定の気象現象による洪水が差し迫っているか、既に起こっているときに発令されます。
局地的洪水警報(Flash Flood Warning:)
身の安全を確保するか、避難してください。突然の激しい洪水や鉄砲水が差し迫っているか、既に発生している場合に発令されます。洪水が発生しやすい地域にいる場合は、すぐに高台に避難してください。
さらに詳しい情報を知りたい方は、米国立気象局(英語)のウェブサイトを参照してください。
写真: Shutterstock
(日刊サン 2021.12.7)
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