連邦裁判所ハワイ支部は、ハワイ在住の元恋人との性的ビデオをオンラインに投稿したことでアリゾナ州在住の男性に対して3年の実刑判決を下したとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。
被告マイカ・オースティン・グッデイル(27歳)は、ハワイ在住の恋人との性的ビデオに録画し、その女性と破局した後にそのビデオをアダルトポルノの無料のストリーミングサイトに投稿した。
グッデイル被告は、そのビデオと共にその女性の氏名、電話番号と住所もオンライン上に投稿している。
現在はアリゾナ州クィーン・クリーク在住の被告は今年7月に有罪を認めていた。
2019年11月に女性のソーシャルメディアのアカウントにビデオのリンクを投稿し、その後、女性の名前でツイッターアカウントを作成して、女性の氏名、電話番号、住所などの個人情報と共に性交渉のビデオを投稿した。
ハワイ州の連邦裁判所検事補佐であるジュディス・フィリップス氏は「オンライン上のストーキング行為とリベンジポルノは新しい形態のハラスメントで、ソーシャルメディアのテクノロジーの発達によって可能となった脅迫行為です。ソーシャルメディアの世界中に広がる性質を利用して、そのテクノロジーで人々に不法な嫌がらせや脅迫をしようとする人は裁判にかけられることになります」と述べている。
写真: Shutterstock
(日刊サン 2021.12.2)
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