【ハワイニュース】ホノルル市議会、カカアコ事故遺族に和解金1,000万ドルの支払い承認
ホノルル市議会、カカアコ事故遺族に和解金1,000万ドルの支払い承認
カカアコ地区の交差点で2019年1月に発生した交通死亡事故で、犠牲者3人のうちの1人、トラヴィス・ラウ医師の遺族らがホノルル市との和解策の一部として1,000万ドル(11億1600万円)の和解金受け取ることが分かった。ホノルル市議会が6日、同和解案を承認した。この事故は、今年3月に懲役30年の刑を言い渡されたアリンス・スマン被告(29)が運転していたトラックが、アラモアナブールバードの歩行者の列に突っ込んだことで起こった。事故に関する一連の裁判で、ラウ医師の遺族は「事故当時、警察がスマン被告のトラックを追跡していたことが事故発生の危険を煽った」と主張していた。スマン被告は3月、裁判で懲役30年の刑を言い渡された。ホノルル市側の弁護人は「和解金の大半は保険会社によって支払われる」と述べている。
写真:Shutterstock
(日刊サン 2021.10.07)
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