ジェイミー・ウッドさんと5歳の息子ジャクソン君は、英国ミッドランズにあるサファリパークに出かけて、車の中から楽しく動物を見ていた。

車を停めて2頭のサイが並んで道を横切る様子を眺めた後に車を前に進めたところ、赤ちゃんサイが遅れてやってきた。

道の向こう側にサイの親たち、道のこちら側にはその赤ちゃん、その間にウッドさんの車が位置する状況となってしまったのだ。

母親サイは赤ちゃんが危険だと感じ取ったらしく、すぐにウッドさんの車を目掛けて突進してきた。

サイはツノでウッドさんの車の前部分にぶつかってきて、フェンダー部分が大きく破損したという。

ウッドさんはその時の様子をこう語っている。

「あっという間の出来事でどうしていいかわかりませんでした。最初母親サイは走ってきただけで、車を攻撃しようとしているとは考えなかったのです。けれども車をめがけていることがわかったときにはもうどうすることもできませんでした」

サファリパークの関係者によると、入場の際には動物によるいかなる被害に対しても当パークは責任を負わないという免責事項があるため、2,000ドルの修理費は自己負担になるという。

ウッドさん親子には怪我はなかったとフォックス・ニュースが伝えている。