寒くなってくると暖かいココア（アメリカではホットチョコレートと呼ばれる）は、体と心が温まる美味しい飲み物だが、脳の活動にも良い影響を与えるという研究結果が発表されたとニューヨークポストが伝えている。

英国のバーミンガム大学の研究チームが、18歳から40歳までの18人の男性を対象に、暖かいココアを飲む前と飲んだ後に脳の活動がどのように変化するかという実験を行なった。

ココアを飲む前と飲んだ後に試験を受けてもらった結果、飲んだ後には平均11％早く解答を出すことができたという。

ココアに含まれるフラボノールという成分が脳内の活動を活発化させた結果だとしている。

また、普通のココアにフラボノールを追加したところさらに良い成果を出すこともわかった。

ココアを飲むことでフラボノールが参加者の脳内の血液中の酸素濃度を増加させ、問題を解くのにかかる時間と正確性が向上するという。

これからは、試験の前にココアを飲むといいかもしれない？