ハマスとイスラエル、ロシアとウクライナ、中国と台湾などの紛争がニュースの見出しを独占しているが、軍事専門家は、北朝鮮の新しいスパイ衛星は、朝鮮半島が依然として主要な脅威、特にハワイにとって大きな脅威であることを示していると考えている。
ハワイ・ニュース・ナウの報道によると、先週、北朝鮮は、金正恩総書記がパールハーバー、ヒッカム空軍基地、グアムの軍事基地を撮影した写真を見ている画像を公開した。退役米空軍中将で北朝鮮の安全保障の専門家でもあるダン・フィグ・リーフ氏は、国連の制裁や韓国との同盟を通じた米国の抑止戦略にもかかわらず、ミサイル実験やロシアからの支援によって軍拡競争が続いていると指摘している。
リーフ氏は、北朝鮮のスパイ衛星は、その性能は重要ではないものの、外敵に対する金総書記の内的威信を築き、ミサイル能力を継続的に向上させることができると述べた。また、国連制裁はロシアと中国のコミットメントなしには機能せず、73年に及ぶ朝鮮戦争を真に解決するためには新たなアプローチが必要だと付け加えた。戦闘を一時停止した1953年に調印された休戦協定は、正式な和平ではない。
12月4日(月)、ハワイ・コンベンション・センターにて開催予定の「北朝鮮人権ハワイ会議」では、出席者は、現在の政策では罪のない北朝鮮の人々を助けることができない、北朝鮮内部の嘆かわしい状況について議論が行われる。同会議の詳細はこちら。https://www.globalstrategykorea.com
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