弱い寒冷前線が北西からハワイ諸島を通過するのに伴い、20日(月)朝、オアフ島に洪水注意報(flood advisory)が発令されているとホノルル・スター・アドバタイザーが報じている。
国立気象局(NWS)によると、午前6時46分、レーダーはオアフ島東部で1時間に0.5〜1インチ(約1.3〜2.5センチ)の激しい雨が降っていることを示した。その後、洪水注意報が20日(月)午前9時15分まで発令された。
洪水が予測される地域は以下のとおり。
ホノルル、ワイアホレ、ワイカネ、カハルウ、アフイマヌ、カアアワ、アイエア、パールシティ、ハラワ、カネオヘ、モアナルア、プナルウ、ソルトレイク、ミリラニ、カリヒ、カネオヘ海兵隊基地、ワヒアワ、マウナウィリ、ハウウラ、カイルア
NWSは、今朝の速報にて、「降雨と雨水の流出により、水たまりができ、視界が悪くなり、ブレーキの効きが悪くなるため、運転に危険が伴う」と発表している。なお、状況によっては、洪水注意報が延長される可能性がある。
予報によると、今日ゆっくりと島を下ってきた寒冷前線は、今日中にマウイ郡で停滞する見込みで、21日(火)にかけて、カウアイ島からマウイ島にかけて雲やにわか雨が発生すると見られている。
カウアイ島からモロカイ島にかけての寒冷前線の後、新たに戻ってきた貿易風により、20日(月)は局地的に風が強く、21日(火)から24日(金)にかけては典型的な貿易風の天気に戻ると予測されている。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.11.20)