感染はちょっとした気の緩みから
最近ハワイでの新型コロナウィルス感染件数が減少していかない理由は、友人や家族と集まったり、家庭内や職場内での集団感染が主な理由だとハワイ州保健局が発表している。
「主な原因は地域社会の中で起こっており、旅行者が持ち込んでいるものではない」と保健局の疫病対策担当者であるエミリー・ロバーソン氏が述べている。
「人々は友人や家族に対して警戒を疎かにしている。感染の大部分は小さな家族内での集まりが原因だ。職場ではランチルームが原因だ。仕事をしているときにはみんなきちんとマスクをして予防を心がけているのに、ランチになると職場の同僚とマスクなしでお喋りしたり、外で一緒にタバコを吸ったりしている。マスクをしていない時が一番感染が起こる危険がある」
今ハワイ州では417人の職員が濃厚接触者の追跡を行なっている。
「友人や家族を招いて庭でバーベキューをしたり、持ち寄りで食事会をしたり、同僚とランチ時に喋ったり、一緒に一服したりという日々の何気ない行動の中で、マスクをしていないときに感染が起こっているということを忘れないでもらいたい」と訴えている。
昨日のハワイでの新型コロナ新規感染者数は97件だったとホノルル・スター・アドバタイザーは伝えている。
(日刊サン 2020.11.13)
シェアする