これからコンサートはどうなる?
ハワイで大きなコンサート会場といえば、ニール・S・ブレイズデル・センターで、チケットマスターが主なチケット販売を担当している。
今年は本来ならばビル・マー、マライア・キャリー、ダイアナ・ロスがコンサートを行なう予定となっていたが、新型コロナウィルスでキャンセルになってしまった。
いつになったら再び大きなコンサートが開催されるかわからない状態のなかで、チケットマスターはイベント企画側と連携して、社会的距離をとるために収容人数をどれだけ制限するかや、非接触でのチケット販売方法などを模索しているとKHONが伝えている。
さらに今後については、チケットマスターは医療機関と協力して、COVID−19検査結果とチケット購入をリンクさせる方法や、コンサート前に検査を受けてもらったり、もしワクチンが認可された場合にはワクチン接種を受けたかどうか確認したりなど、これからのコンサートのあり方についても検討をしているという。
コンサートのプロモーターであるリック・バルタリーニ氏によると、エンターテイメントビジネスが再開されるのは2021年の後半になるだろうと予想してる。
しかし、チケットマスターが検討しているような新型コロナ対策が実施されればもっと早い段階で再開できるのではないかと期待しているという。
チケットマスターが検討している方法の実現化についてはまだまだ道のりは険しく、どのような方法が新型コロナ対策として可能なのか模索している状態だが、早くコンサート会場で楽しい時間を過ごすことができるようになって欲しいものだ。
KHONはニール・S・ブレイズデル・センターを管理しているホノルル市に対してセンターでの新型コロナ対策について市の見解を求めている。
(日刊サン 2020.11.12)
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