【世界のこぼれ話】米国最高齢の女性、115歳の誕生日を迎える 長女は90歳 アイオワ州
今年初め、米国で最高齢の人物と確認されたアイオワ州のベッシー・ヘンドリックスさんが、今月7日に115 歳の誕生日を迎えたと米メディアUPIが報じている。
その前日に90歳になった娘のジョアン・シェイファーさんら3人の子どもたちが、同州レイクシティーのオークス・ケア・センターで、ヘンドリックスさんの誕生パーティーを開いた。
ヘンドリックスさんは13歳のときに母親を亡くし、以来、兄弟姉妹の世話をしていたという。息子のレオン・ヘンドリックスさんは「母は常に家族を第一に考えていた」と振り返った。現在は、子どもから来孫(※自分から5代後の子孫。子・孫・曽孫・玄孫の次)まで、合わせて86人の子孫がいるという。
ヘンドリックスさんの主治医、レーク・ダンカンさんは、特に大きな病気にかかることもなく、薬も日に2、3錠程度しか服用しないヘンドリックスさんを「奇跡の女性」と呼んでいる。
今年1月17日、ネブラスカ州のテルマ・サトクリフさんが115歳と108日で亡くなったことに伴い、ヘンドリックスさんは米国で最高齢の女性になった。
また、今年7月2日、ヘンドリックスさんに次いで、米国2番目の高齢だったミラ・マンゴールドさんが死去したことで、ヘンドリックスさんはアメリカ国内で最後の1907年生まれになった。
老年学研究グループは現在、彼女を世界で4 番目に高齢の人物であることを確認している。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.11.10)