今年のホリデーショッピングは早めに
サンクスギビングの翌日のブラック・フライデーはまだ先だが、大型店でも小さな地元のお店でも小売店ではセールをして、今年のホリデーショッピングシーズンはすでに始まっているとKHONが伝えている。
今年は新型コロナウィルスのために、小売業界では実際の店舗での買い物よりオンラインショッピングでのセールに力を入れていると伝えられており、専門家は全米で11月と12月に買い物客がオンラインで記録更新となる1,890億ドルを消費すると見ている。
これだけの金額がオンラインでの買い物に使われるということは、配送に遅れが出るのではないかという懸念がある。
ハワイ小売店協会の代表であるティーナ・ヤマキ氏によると「今年はブラックフライデーの当日の開店時(ドアバスター)セールはあまりないので、真夜中12時とか朝5時に開店するような店は少ないと思う」という。
ブラックフライデーセールで有名なウォールマートも、セールは週末中行なうとしており、開店時(ドアバスター)セールはオンラインで行なうという。
これは新型コロナ対策として、買い物客が店に殺到して混雑することを防ぐためだ。
また、12月に入ると配送の遅れを懸念する人々が増え、オンラインで注文をして店舗で受け取るだけのイン・ストアの受取や、車の乗ったまま受け取るカーブサイドの受取が増えるだろうと専門家は見ている。
ヤマキ氏によると「小売業界も今年は在庫を絞ってきているので、供給が限られている。欲しいものを見つけたら直ぐ買う方が良いと思う。ギリギリまで待っても値段が下がることはあまりない」そうだ。
(日刊サン 2020.11.09)
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