カスタマイズで自分好みのテディベアが手に入れられる人気のぬいぐるみチェーン店「ビルド・ア・ベアー・ワークショップ」が行った調査によると、年令を問わず、アメリカ人の40%がベッドでぬいぐるみと一緒に寝ていることがわかったとKHON2が伝えている。
ビルド・ア・ベア・ワークショップは、ぬいぐるみを愛するアメリカ人の数を調査し、世代を超え、40%がぬいぐるみと一緒に寝ていることに加え、同店顧客の25%以上が12歳以上であることがわかったという。
社長兼CEOのシャロン・プライス・ジョン氏は、「私たちは、テディベアを愛するのに年を取りすぎることはないと心から信じており、顧客の25%が12歳以上であることを嬉しく思っている。また、大人の顧客が、誕生日や婚約、プロポーズなど、人生の日常的な瞬間や特別な瞬間のお祝いにテディベアや他のふわふわの友達を取り入れているのを見るのは楽しいことだ」と語った。
また、アメリカ人の56%が子どもの頃に愛用していたぬいぐるみを今でも持っており、そのうちの72%が「一生持ち続ける」と答えていることもわかった。さらに、アメリカ人の30%が子どもの頃の特定のぬいぐるみについて考えるとき、心地よい思い出を感じることができ、22%がそのぬいぐるみを誰からもらったか正確に覚えていることがわかった。
シェファリ・ツァバリ博士によると、子どもたちは、親から独立しても、何かとの確かな絆を求めているのだという。同博士は、「多くの場合、子どもたちはテディベアを含むぬいぐるみに頼って、この移行期を乗り越えている。大人になり、初めて家を出るとき、同じものが私たちの生活に再び入り込み、安らぎを与えてくれると同時に、新しいライフステージに移行するときの不安な気持ちを解消する手助けをしてくれるのも不思議なことではない」と語る。
また、子どもの頃のぬいぐるみに安らぎを求めるかどうかは、地域が大きく関係していることも判明した。調査によると、米国南部では回答者の73%がぬいぐるみを持つ可能性が最も高いと答えている。次いで中西部の72%、北東部の70%となっている。なお、西部や太平洋側の州についての統計はないようだ。
ジョン氏は、「この調査結果によって、あらゆる世代の人々が、クローゼットの中に隠れている子どもの頃のお気に入りのテディベアを手に取ったり、新しいもふもふの友達を作ったりして、この先何年も大切にするようになることを願っている」と締めくくった。
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