【世界のこぼれ話】重さ8キロの巨大ジャガイモ見つかる ギネス記録更新の見込み イギリス
イギリス在住のコリン・クレイグ・ブラウンさんは、家の庭のジャガイモ畑に子犬ほどの大きさの奇妙な塊を見つけた。真菌の増殖かもしれないと思い、掘り出して表面を引っかき味をみた結果、塊はかなりの大きさのジャガイモだということが分かった。重さを測ってみたところ、7.8キロもあった。
コリンさんの妻のドナさんは「とにかく信じられないくらい、ただただ巨大なジャガイモだった」と話した。コリンさんのジャガイモは自家栽種で、巨大ジャガイモは数年以上、土の中で育っていた可能性があるという。
現在、コリンさんは7.8kgのジャガイモが「世界で最も重いジャガイモ」としてギネス世界記録に正式登録されるかどうかの査定を待っている。現在、最も重いジャガイモとしてギネス世界記録に登録されているのは、2011年にイギリスのサマセット州シェプトンマレットの畑で見つかった4.98 kgのものだという。
この突然変異体のようなジャガイモは「ダグ」と名付けられ、街の人々に紹介するため小さなカートに乗せ、散歩させることにした。コリンさんは「ダグに帽子を被せてフェイスブックに載せたところ、ネット上でも少し有名になった。人々を楽しませるのは驚くほど楽しいことだと感じている」と語った。
しかし、ジャガイモは放置するといずれ乾燥してカビが生え始めるため、長期間の保存は難しいという。コリンさんは「ダグ」をとりあえず冷蔵庫に入れ、ギネス世界記録の正式登録を確認した後でウォッカの材料にしようと考えている。
巨大ジャガイモを育てるコツについて、コリンさんは「沢山の牛糞とわらを畑に敷き詰め、そのままにしておくということ以外に何もない」と話した。
シェアする
写真 : Shutterstock.com
(日刊サン 2021.11.05)