5月18日、最高裁判所代理人ダニエル・フォーリー氏はハワイ州下院特別委員会で証言し、新型イオロナウィルス感染の危険を理由として釈放された受刑者は先月までの655人以降は少なくなっており、これからはほとんどなくなる可能性があると証言した。

フォーリー氏は「基本的には、検察が問題ないと判断できるような、早期釈放に該当する受刑者がほとんどいなくなったことが理由である」と述べた。

ハワイでは、新型コロナウィルス感染勃発以降、州の刑務所が過密状態にあり感染リスクが高いという理由で3月2日以降655人の囚人が早期釈放されている。

これらの受刑者の釈放は、公衆安全と法律遵守についてコミュニティの懸念を生み出しており、さらに、釈放された受刑者が別の犯罪を犯して逮捕されていることが報道されている。

州検事総長であるクレア・コナー氏、郡検察官とともに一部の議員も、新規の子ウィルス感染者数は減少していることから、今後の釈放は一時的に停止するべきだと主張していた。

ハワイではこの数週間の間新しい新型コロナウィルス感染者は報告されておらず、ハワイ州内の刑務所では感染リスクが高いと言われながらもこれまでに矯正施設内での感染は確認されていない。

矯正施設内では、呼吸器疾患の症状を示す受刑者を隔離して検査しているが、今まで役25人の受刑者が感染テストを受けた結果いずれも陰性だった。