【ハワイニュース】SCOTUS銃規制緩和判決 6月以降、19件の銃携帯許可証が発行 ハワイ島
米最高裁判所(Supreme Court of the United States:SCOTUS)が今年6月、ニューヨーク州で起こったライフル・ピストル協会の訴訟で、銃規制を緩和する判決を下した。判決以降、ハワイ郡では、これまでに計19件の銃携帯許可証が発行されているとハワイ・ニュース・ナウが報じている。
また、現在のところ、58件の許可証の承認待ちが報告されている。
地元メディア「ウェスト・ハワイ・トゥデイ」は、警察官が、銃携帯許可証の保有者に遭遇した際に備えた訓練が十分でないことが懸念されていると報じた。
ハワイ郡警察署によると、訓練は先週実施された。これに対し、「ウェスト・ハワイ・トゥデイ」は、訓練のほとんどが「パワーポイントを使った短いプレゼンテーションで構成されていた」と述べた。訓練に参加した警官の1人は、「起こりうる実際の状況に対応した訓練ではなかった」と話したという。
ハワイ郡議会は、学校や病院などでの銃の携帯を禁止する法案について議論している。
オアフ島では、ホノルル警察署(HPD)が10月に会合を開き、銃携帯許可証に関する新しい規則の取り決めについて話し合った。HPDのウェブサイトによると、この取り決めは近く最終決定される予定。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.11.3)