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【ハワイニュース】赤信号カメラで信号無視が激減

赤信号カメラ試験プロジェクトの開始から6カ月が経とうとしている。これにより信号を無視する違反者の数は減少しているとKHON2が伝えている。

交通局長のエド・スニフェン氏によると、以前と比べて赤信号を無視する違反者の1日の平均数は、以前の基準値よりも低くなっているという。

赤信号カメラが設置されたポイントの中でも、最も急激な減少を見せているのはピイコイ・ストリートとサウスベレタニア・ストリートの交差点で、カメラ設置前は毎日平均110人が赤信号を無視していたが、現在では1日平均14人に減少した。

赤信号カメラの設置により、赤信号を無視して通過するドライバーの多さが浮き彫りになった。リケリケ・ハイウェイとスクール・ストリートでは、カメラ設置後わずか10日間で289件もの違反切符が発行された。なお、信号無視の罰金は200ドルで、ドライバーではなく車の持ち主に支払い義務がある。

ハイウェイやフリーウェイなどを乗り降りする場所にある信号では、信号無視が多発するという。スニフェン氏は、「違反切符の発行は、その行為をやめなさいというドライバーへの警告だ。ドライバー全員がそのように受け止めることができれば、安全に過ごすことができる」と語っている。

この地域の代表であるジョン・ミズノ議員は、まだスピードを出す車が多く危険な運転習慣がなくなるには時間がかかると見ている。「一般人にとっては、3枚目、4枚目の違反切符を切られ、1000ドル近い罰金を取られるようになると、メッセージを理解するようになるだろう」

同氏は、赤信号カメラについて、公共の安全のための抑止力であり、支持すると付け加えた。

スニフェン氏は、この赤信号カメラの試験プロジェクトについて、肯定的な意見ばかりを受け取っているという。なお、開始から1年後には、このプロジェクトを恒久的に実施し、拡大すべきかどうかを判断するのに十分なデータが得られると見られている。

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写真:Shutterstock.com

 

(日刊サン 2023.5.12)

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