ジョシュ・グリーン州知事とホノルル市のリック・ブランジャルディ市長は、ハロウィン・イブの30日(月)、お互いの仮装を披露し、笑いを誘うと同時に、子どもたちがハロウィンを楽しむにあたり、歩行者の安全について真剣なメッセージを発したとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
30日(月)の夜、グリーン知事は眼鏡にアロハシャツ、レイを身に着け、フットボールを持つというブランジャルディ市長の仮装をし、ブランジャルディ市長は青い医療用シャツに聴診器、手に「Dr. Josh GREEN」と書かれたプレートを持つというグリーン知事の仮装をして現れた。
2人は、トリック・オア・トリートで子どもたちの安全を守るためのヒントを保護者たちに説明した。「安全に気をつけて。子どもたちが一緒に出かけるときは、必ずグループで行動するように。常に子どもたちには複数人で行動してほしいと思っている。なぜならそれが安全だからだ。横断歩道にも注意してほしい」
交通局(DOT)副局長のジョン・ノウチ氏は、「皆に、できる限り注意し、正しい判断を下し、アロハスピリットを持って運転し、家族の安全を守り、子どもや家族と一緒に外に出るときは、安全に対してできる限りのことをしてほしい」と語った。
また、トリック・オア・トリートをする際は、暗いところでもドライバーから見えやすいように、光る棒を持ったり、反射する服を着たりするよう呼びかけている。
ホノルル警察は、トリック・オア・トリートをする人が安全な歩行者であるよう、保護者も教育する必要があるとしている。一つの方法としては、子どもたちが計画的なルートを持ち、一人で出歩かないようにし、門限を決め、明るい地域の歩道を歩くようにすることだという。
また、トリック・オア・トリートの子どもたちを迎え入れる側は、家の周囲を明るく照らし、つまずいたりする危険を取り除くことも大事だとしている。
そして、保護者は、子どもや家族がトリック・オア・トリートでもらったお菓子を食べる前に、必ず安全かどうかチェックすることが重要であると専門家は指摘している。
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