鹿のツノに引っかかったのは
コロラド州キャッスルロックで公園野生動物保護官が見つけたのは、どこかの家の庭にあったであろうハンモックがツノに絡まり前が見えなくなってヨタヨタと歩いている牡鹿だった。
周辺住人からこのかわいそうな牡鹿を目撃したという報告が数件入っていたために、保護官が周囲を捜索していたところ発見したとフォックスニュースが伝えている。
牡鹿は麻酔を打たれて大人しくなったところでツノに絡まりついたハンモックを取り除くことができ、無事に野生に戻された。
牡鹿はおそらく最低でも1週間はなにも食べずなにも飲めない状態だったと思われる。
公園野生動物局ではツイッターアカウントでそのビデオを公開しており、同時に使用していないハンモックや、スポーツ網、ブランコなどはきちんと片付けておくよう注意を喚起している。
コロラド州では2019年の夏に車のタイアを首にぶら下げたムースが目撃されており、1年後にも周辺で同じムースが目撃されている。
おそらくタイアの穴に首を突っ込んで取れなくなってしまったまま生活しているらしい。
保護官たちはタイアを取り除こうとそのムースを探しているが、今のところ発見されていないという。
(日刊サン 2020.10.29)
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