【ハワイニュース】コーヒーの木「さび病」抑制に州資金30万ドル提供の見込み ハワイ島
コーヒーの木を枯らす可能性のある「さび病」の治療と予防のため、ハワイ島にある複数のコーヒー農園に対し、州が30万ドル(約3,400万円)の資金を提供をする可能性が高いことをAP通信が伝えている。ハワイ州議会がコーヒー豆殺虫農薬補助金プログラム法案の延長と強化を可決したことから、ハワイ郡議会は州農業局からの資金提供を見込んでいる。さび病の原因は葉に感染する真菌。菌に感染すると葉が落ちるが、そういった木は収穫量が大幅に低くなり、数年で枯れる可能性もあるという。ハワイ郡研究開発局の助成金を担当するグレン・サコ氏は、郡議会に提出した文書の中で「殺菌剤スプレーの使用により、さび病を部分的に制御しながら感染拡大を遅らせることができる」と述べた。
写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2021.10.28)
シェアする