非営利団体「ランド・コーポレーション」が発表した最新レポートで、ハワイ州の幼児教育プログラムにおける人手不足の深刻さが浮き彫りになったと、ハワイ・ニュース・ナウが報じている。

レポートは、業界に働き手を引き付け、維持することが困難になっている最大の原因の1つとして、賃金が低いことを挙げている。

ハワイの保育士は、時給約13～17ドルと見積もられており、州の推定される最低生活賃金の時給28.50ドルを大きく下回っている。

州の保育士の賃金の中央値は全米のそれを上回っているものの、ハワイの高額な生活費を考慮した場合、低いと言わざるを得ない。

また、レポートでは、現在の賃金は「同様レベルの教育や経験を必要とする仕事に匹敵するものではない」としている。

レポートの詳細はこちらから：
https://www.rand.org/pubs/research_reports/RRA1908-1.html