拘置所のコーヒーがまずいぞ
英国ケンブリッジシャー州にあるパークサイド警察署の拘置所で最近一晩を過ごした人がいたが、翌朝になってコーヒーと簡単な食べ物が出されて、その後その人は放免となったらしい。
その後、警察署に「ありがとう」のカードと共に、スクラッチの当たり券が2枚送られてきたとフォックスニュースが伝えている。
カードにはこう書かれていた。
「警察へ、コーヒーと食事はクソだった。だからこれでコーヒーを買えよ」
スクラッチの当たり券2枚の総額は11.73ドルだった。
これに対して、警察は署のフェイスブックにこの出来事と対応について投稿したのだ。
「パークサイド署での最近の滞在について評価するために時間を割いてくださって、カードの送り主に感謝します。しかもおいしいコーヒーを購入するためにスクラッチの当たり券までいただきました。当分の間はコーヒーを変更する予定はありませんが、あなたも再び署を訪れることがないことをお祈りします。いただいた当たり券は地元の慈善団体に寄付いたします」
ちなみにどんなブランドのコーヒーを使っているのかという問い合わせもあったそうだが、それに対して報道官は「納税者が納得できる価格のコーヒー」だと回答したという。
カードの送り主もなかなか面白いが、警察の対応も気が利いているではないか。
(日刊サン 2020.10.27)
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