州法執行局と公安局は、ジョシュ・グリーン州知事、アン・E・ロペス州司法長官、保健局、交通局、ホノルル警察と協力し、21日(土)、地域住民の銃の買い取りイベントを実施し、494丁の銃器を回収した。
このイベントは恩赦プログラムとなっており、銃を手放す際に質問はなく、身分証明書の提示も求められなかった。回収された銃には、ゴーストガンと呼ばれる履歴追跡不可能な手製の銃、アサルトライフル、サイレンサー付き銃、UZI、Mac-10、ネジ付き銃身とサイレンサー付きピストル、ノコギリで切断されたショットガンなど、あらゆる種類のライフルとハンドガンが含まれていた。
州当局によると、当初は午後3時に終了する予定だったが、買い取りステーションに車の列ができたため、2時間延長されたという。なお、銃と引き換えにフードランド・ギフトカードが配られた。また、警察と州当局は既存の武器庫の安全を確保するために82個のガンロックを配布した。
ハワイでは2020年以降、政府が規制するシリアルナンバーなしで銃を製造することは重罪となっている。
グリーン知事は声明の中で、「今回の取り組みは、銃暴力と闘い、ハワイ全土の安全を促進するための大きな努力の一部である。このプログラムを州全体に拡大するために、法執行機関と協力できることを誇りに思う」と述べた。
なお、司法長官によると、2022年中に州全体で処理された個人の銃器許可申請は合計2万1881件で、2021年に処理された2万3299件から6.1%減少した。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.10.23)