今シーズン最初の大きな冬の高波がノースショアに押し寄せており、ライフガードを忙しくさせているとハワイ・ニュース・ナウが報じている。
海洋安全当局は、17日(火)に、オアフ島のノースショアで15人を救助したと発表した。その中には、シャークスコーブ沖で救助された54歳の女性も含まれている。
午前9時前に911番通報があり、女性が親族と海に入っていたところ、強い潮流に引かれて大きな波に押され、海中に沈んだという。女性は2つの岩の間に挟まれたが、ライフガードが救出した。
救急隊によると、女性は水を飲み込んだ後に呼吸困難に陥り、体に擦り傷があったという。救助後、重体で病院に搬送された。海洋安全当局によると、当時の波は10フィートから15フィート(約3メートルから4.5メートル)ほどだったという。
一方、海岸では、ライフガードは人々の安全を守るために800以上の予防措置を取っている。
オアフ島およびニイハウ島、カウアイ島、モロカイ島の北と西に面した海岸、およびマウイ島の北に面した海岸に高波警報が17日(火)午前6時に発令され、18日(水)午後6時まで有効となっている。
国立気象局は、北向きの海岸沿いの波が17日(火)に急速に35フィート(約10メートル)まで上昇し、強く砕ける波と強力な潮流を伴うと警告している。
海洋安全当局は、「ノースショアで高波が起きているため、非常に経験豊富なウォーターマンやウォーターウーマンでない限り、一般の人は海に入ることは控えるように」と声明を出している。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.10.18)