ホノルル市内の信号のない横断歩道の一部に、近いうちに点滅式ライトが設置されるとKHON2が伝えている。
RRFB(Rectangular Rapid Flashing Beacons)という、歩行者が横断歩道を渡っているときにライトが点滅するというシステムで、市当局によると、車の運転手に対し、横断している歩行者への注意を促すものだという。
「交通事故の報告で最も多いのは、運転手が横断している歩行者に気づかないことが原因となっているものだ。今回のRRFBシステムの設置によって、運転手の注意を喚起し、歩行者の安全を確保したいと考えている」
設置箇所は、パールシティ、カネオヘを中心に市内10数カ所で、歩行者を巻き込む事故が多く起こっている場所が選定されている。
このシステムは全米各地で採用されており、統計によると、設置場所では50%も事故が減少しているという。
すでにキング・ストリートやカリヒのリチャード・レーンで設置工事が開始されており、前者は11月10日に終了する予定だ。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.10.13)