ハワイ州国土自然資源局(DLNR)は8日(土)、ワイキキで夜間に不法なダイビングをしていた男性2人を発見し、罰金処分としたとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。午後6時から翌朝6時までの間、ヤリを利用して魚を獲ることも禁止されている。
罰金処分を受けたのは、アルヴィン・ルシオ(42)とレティオス・ルーク(36)だ。
DLNRによると、8日夜に不審なダイバーがいるという通報を受けた。係官が現場に到着すると、当初ダイバー2人はダイビング・ライトを消して海の中にとどまり係官をやり過ごそうとしたが、1時間後に海から上がってきたという。
2人は、規程サイズ未満のカラ(ユニコーンフィッシュ)3匹を含む、合計32匹の魚を違法に獲っていたことが判明した。
禁止されていた夜間のダイビング、規程サイズ未満のカラの捕獲、ダイビングの際に掲げることが求められている旗がなかったことなどから2人は罰金処分となり、ダイビング用品は証拠として押収された。
DLNRでは一般市民に対して、ハワイ州の野生動植物に関連する不審な行動を目撃した場合には、当局(電話:808-643-3567)へ通報するよう求めている。
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.10.12)