ミネソタ州在住の園芸教師が9日(月)、重さ2749ポンド(1247キロ)の巨大なジャック・オ・ランタンを栽培し、最も重いカボチャの世界記録を樹立したとAP通信が伝えている。
ミネソタ州アノカに住むトラビス・ギンガー氏は、カリフォルニア州ハーフ・ムーン・ベイで開催された第50回世界カボチャ計量大会で、少なくとも687個のパイを作ることができる巨大でゴツゴツしたオレンジ色のカボチャで優勝した。
43歳のギンガー氏は、「予想もしていなかった。とてもいい気分だ」と語った。同氏は30年近くカボチャを栽培しており、昨年は巨大なカボチャの栽培で米国新記録を樹立している。
ギネス・ワールド・レコーズによると、これまでの最も重いカボチャの世界記録は、2021年にイタリアの生産者が作った2702ポンド(1226キログラム)のカボチャだった。
アノカ・テクニカル・カレッジで造園と園芸の教鞭をとるギエンガー氏は、10代の頃からカボチャを栽培していた父親の影響を受けてカボチャを育ててきた。彼は2020年にハーフ・ムーン・ベイで毎年開催される計量大会に初めて出場し、2020年以降4回開催された巨大カボチャコンテストのうち3回で優勝している。
なお、このカボチャのチャンピオンは、最も大きなカボチャを栽培し、世界記録を樹立したことで3万ドルの賞金を獲得した。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.10.10)