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【ハワイニュース】オアフ島の太陽光発電のお得なプログラム ソーラーシステム購入検討者が激増

オアフ島の太陽光発電のお得なプログラム ソーラーシステム購入検討者が激増

オアフ島で太陽光発電のためのソーラーシステムを自宅に設置している人々、あるいは設置を考えている人々に朗報だ。

自宅のソーラーシステムが発電した電力を送電線に送り、電力会社に電力を供給する契約をすることでハワイアン・エレクトリックから一時金を受け取ることができるという新しいプログラムが注目を集めているとホノルル・スター・アドバタイザーが伝えている。

「電池ボーナス(バッテリー・ボーナス)」と名付けられているこのプログラムは、9月にオアフ島の石炭火力発電所が閉鎖され、再生可能なエネルギーが今までより必要になることで始められたもので、より多くの一般家庭に太陽光発電を普及させることを目的としている。

ハワイ州では2045年までにクリーン・エネルギーの目標を達成しようと様々な活動が行われている。

ハワイアン・エレクトリックは今年7月にこの新しい「電池ボーナス」プログラムを発表した。

すでにソーラーシステムを設置している家庭と新しく設置する家庭に対して、このプログラムに参加し、最も電力消費の多い夜間のピーク時間に電力を送電することに同意する場合には、キロワットあたり850ドル、あるいは、5キロワットで4,250ドルの一時金ボーナスが受け取れる。

ただし、10年間という長期間にわたる参加が条件となる。

このプログラムが発表されてから多くの人がソーラーパネルの購入に興味を示しており、ソーラーパネル販売設置会社では問い合わせの電話が劇的に多くなっているのだが、大きな問題がひとつあるという。

ホノルル市の計画許可局に設置許可を申請してから実際に許可が下りるまでに時間がかかるということだ。

このプログラムに申し込むためには、ハワイアン・エレクトリック社は設置会社に対して、計画許可局からの建築許可を取得することを求めているが、現時点で、申請から許可を取得するまでに4カ月から半年かかるという。

ハワイ太陽光発電協会の会長であるブライアン・ゴールド氏は「もし計画許可局がもっとスムーズに進めてくれれば、我々の業界の忙しさは2倍になるでしょう」と述べている。

ハワイアン・エレクトリック社によると、このプログラムへの申し込みをすでに334件受け付けており、その内143件が承認されている。

このプログラムの詳細はこちらから。

写真:Shutterstock

(日刊サン 2021.10.08)

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