【ハワイニュース】ハワードヒューズ社、751ユニットの大規模コンドタワー開設 ワードヴィレッジ
ハワードヒューズ社、751ユニットの大規模コンドタワー開設 ワードヴィレッジ
不動産開発業社のハワードヒューズ社(本社テキサス州)が今週、カカアコ地区のワードビレッジに751ユニットの大規模コンドミニアムタワー「アアリイ(A’ali’i)」を開設した。
アアリイはワードビレッジに開設された5棟目のコンドミニアムタワーで、最初の1棟は5年前に開設された「ワイエア」。ハワードヒューズハワイのダグ・ジョンストン社長は声明の中で、「アアリイにカカアコの新しい住人を迎えるのを楽しみにしている」と述べた。アアリイへの入居は6日から始まったという。
アアリイの1ユニットあたりの広さは277~373平方フィートで、ハワードヒューズ社がこれまでに開設したワードヴィレッジのコンドミニアムタワー4棟の1ユニットあたりの平均総面積177~465スクエアフィート(16.4~43.2平方メートル)と比べて狭くなっている。アアリイには約200ユニットのスタジオがあり、販売価格は50~60万ドル(5600~6700万円)。また、751ユニットのうち150ユニットはオアフ島の1世帯あたりの平均年収(中央値)から最高で140%の収入がある世帯を対象としたアフォーダブルハウスに指定されている。
ハワードヒューズ社は6月30日の時点で751ユニットのうち653ユニットが売却済みと発表した。最新の売却件数については、現時点では公にされていない。再開発前は小売店と倉庫の多いエリアだったワードヴィレッジには、最終的に60エーカー(24万3,000平方メートル)の範囲に4,500ユニットの住宅が含まれる16棟のコンドミニアムタワーが開設される予定。現在、新しく2棟のコンドミニアムタワーが建設中で、さらに別の2棟の開発が承認されている。
写真:Shutterstock
(日刊サン 2021.10.08)
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