今週、屋外サイレンを使った緊急警報テストと、携帯電話に緊急メッセージが送信されるワイヤレス警報テストという、2種類のテストが実施されるとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
2日(月)、午前11時45分に屋外の緊急サイレンが鳴り響いた。これは従来実施されてきた月例テストの一環だが、8月8日(火)に起きたマウイ島ラハイナの火災以来初めての月例テストとなった。9月の月例テストは、マウイ島の山火事犠牲者のために一日中追悼式が行われたため、中止された。
先週、ハワイ州緊急事態管理局(HI-EMA)は、警報サイレンを鳴らす担当者とそのタイミングや用途を明確にした。同局は、警報サイレンの使用用途について、津波だけでなく火災やハリケーン、ダム決壊、洪水、火山噴火、危険物の暴露にも活用されるべきであると述べた。
また、今週、4日(水)の朝にもテスト警報が発信予定となっている。連邦緊急事態管理庁(FEMA)は、緊急警報システムとワイヤレス緊急警報の全国テストを実施する。ワイヤレス緊急警報では、住民の携帯電話に直接通知が送信される。
ワイヤレス緊急警報テストは、4日(水)午前8時20分に行なわれる予定だ。なお、このテストが実施されるのは、これで2回目となる。
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画像:Shutterstock.com
(日刊サン 2023.10.2)