もしあなたが3月25日以降に新型コロナウィルスによって仕事を失い、今でも失業保険を受け取っているハワイの住民なら、もうすぐ郵便受けに「ハワイ・レストラン・カード」が届くはずだ。

このカードは500ドル分のギフトカードで、ハワイのどのレストランでも使うことができる。

連邦政府から地方自治体に対して景気対策費として与えられた新型コロナウィルス救済基金の一部を利用して、ハワイ州が「レストラン・カード・プログラム」を開始することにしたとKHONが伝えている。

このプログラムは失業者に対する救済とともに、ハワイのレストランとレストランに食材を提供している農家をサポートするために考案された。

ハワイ商工会議所の代表であるシェリー・マクナカマ氏は「このプログラムはハワイ経済に大きな支援となる」と歓迎している。

ハワイ・レストラン協会も「失業者にとってもレストラン業界にとってもウィン・ウィンの、素晴らしいプログラムだ。レストランは営業を続けることができるし、従業員の雇用も継続できる」と称賛している。

このカードでは食事、アルコール、チップも含めて支払うことが可能で、10月20日から12月15日まで利用することができる。

申し込みなどは不要で、対象者にはハワイ州から自動的に郵送されるという。