州衛生局が27日に発表した報告書によると、新たに4人のサル痘感染者が確認され、州全体の累計は37人となったとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
新たに感染があったのは、カウアイ島(1人)とオアフ島(3人)だ。
そのうちの1人は、すでに報告のあった感染との関連が判明しているが、その他の3人についてはまだ調査中だという。
これまでの37人について島別に見ると、オアフ島(26人)、ハワイ島(3人)、カウアイ島(3人)、マウイ島(2人)、州外での確認が3人となっている。
サル痘ワクチン(ジャイネオス:JYNNEOS)は、州内で3,600回以上がすでに接種されており、衛生局以外にも、オアフ島のカイザー・パーマネンテ、ハワイ島のハマクア・コハラ・ヘルス、カウアイ島のマラマ・ポノ・ヘルス・サービスでワクチン接種を受けることができる。
現在、ワクチン接種の対象者は以下の通り。
- サル痘感染が疑われる人と14日以内に濃厚接触があった人
- ゲイ、バイセクシャル、男性と性交渉を持つ男性、複数の性的パートナーと接触のあるトランスジェンダー
- 重度の免疫不全、特定の皮膚疾患のある人で、家族や性的パートナーがサル痘感染のリスクが高い人
上記に当てはまる場合はワクチン接種を受けることができる(要予約)。
サル痘ワクチンは、28日の間隔をあけて2回の接種が必要だ。
ワクチン接種についての詳細はこちらから。
https://health.hawaii.gov/docd/mpxvax/
衛生局の「州内におけるサル痘感染状況」の専用ウェブサイト:
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写真:Shutterstock.com
(日刊サン 2022.9.29)