カクテル・ブルーハワイの生みの親
綺麗なブルーがハワイの海を思わせるカクテルといえば、ブルーハワイだ。
この有名なカクテルはヒルトン・ハワイアン・ビレッジのバーで生み出されたが、そのカクテルを最初に作った生みの親であるハロルド・イーさんが102歳の誕生日を迎えたとハワイ・ニュース・ナウが伝えている。
イーさんは1957年にヒルトン・ハワイアン・ビレッジでバーテンダーとして働いたが、ブルーキュラソーというリキュールを使って何かカクテルができないかとその会社の営業マンから話を持ち込まれた。
そこでイーさんが試行錯誤の末に、ブルーキュラソーとウォッカ、ラムなどいくつかの原材料をミックスして誕生したのがブルーハワイだ。
インタビューの中でイーさんは、綺麗な青い色が良かったのか、それともネーミングが良かったのかわからないが、あっという間に人気のドリンクになって嬉しかったという。
エルビス・プレスリーの映画「ブルーハワイ」もこのカクテルの人気に貢献しているようだが、映画とカクテルには関係がないそうだ。
ブルーハワイはヒルトン・ハワイアン・ビレッジのバーメニューにあるが、世界中のバーで提供されている。
(日刊サン 2020.9.28)
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