フロリダ州南部にあるコンドミアムが売りに出ている。

ベッドルーム2つ、バスルーム2つというこのコンドだが、改装しないでそのまま住むならバドワイザー社がビールを無料提供し続けてくれるという面白い条件付きの物件をフォックスニュースが伝えている。

その理由は、写真を見れば一目瞭然。

トイレ以外の全ての部屋の天井と壁が全部バドワイザーの缶で埋め尽くされているのだ。

バドワイザービールの缶でできているようなコンドの存在をバドワイザー社がどのように知ったのか不明だが、貴重な家を守ろうと思った同社は、新しいオーナーが家の改装を行なわない限りずっとバドワイザービールを提供すると申し出ている。

この家は元アメリカ海軍兵のマイケルさんのもので、1990年からビール缶で埋め尽くすプロジェクトを始めたそうだ。

このプロジェクトには大量のビール缶が必要で、そのビールをまず飲まなければならない。

マイケルさんがこのプロジェクトを完成させるのに16年かかったという。

大きさの違う缶を組み合わせることによって、電灯スイッチやエアコンの吹き出し口などもうまく開けていて、実に精密だ。

マイケルさんは今年6月に亡くなったために、10万ドルで売りに出された。

温暖なフロリダで、バドワイザーを無料で飲めるコンド、いかがでしょう？