デービッド・イゲ知事が9月16日に会見で、州外の訪問者を対象とする事前検査プログラムを10月15日から導入すると発表した。

これにより、アメリカ本土からの旅行者や本土から戻ったハワイ居住者は14日間の自己検疫を免除されることになるが、そのためにはハワイ到着前72時間以内に新型コロナウイルス感染症の核酸増幅検査を受け、陰性の結果を手に入れなければならない。

同検査をどこで受けることができるのかをKHONが伝えている。

現時点では、CVS（ロングズ・ドラッグを系列にもつ会社）とカイザー・パーマネンテ（カイザー健康保険医療機関）がプログラムに参加している。

同検査を認められているのはNAATという方式の検査のみで、かつ、CLIA認定のラボからの結果のみが有効とされる。

NAATコロナ検査は鼻腔もしくは喉奥を綿棒状のもので軽く擦って行われ、結果は約1日で手に入れることができる。

グリーン州副知事によると、州としてはいくつかの異なる検査方式を検討したが、その結果の正確性からNAAT検査を選んだという。

もしCVS薬局でNAATコロナ検査を受けたい場合には、CVSのウェブサイトにオンラインアクセスをして検査の場所を選んで予約をする必要がある。

料金は139ドルで、2、3日で結果を手に入れることができる。

カイザー保険メンバーで本土からハワイに戻る場合には、「自宅から離れている旅行者受付（Away from Home Travel Line）」951-268-3900 に電話をして予約を取らなければならない。

カイザー保険メンバーでハワイを訪問する旅行者は、旅行前に自身のかかりつけのカイザーの医師に連絡をとって同検査を受けることができる。

カイザー保険のメンバーは保険で料金がカバーされる。