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【ハワイニュース】電気自動車のインフラ整備 ハワイはワースト2位

オンライン自動車リサーチウェブサイトの「iSeeCarsが行った最新の分析によると、ハワイ州は、2023年度の電気自動車(EV)に必要なインフラ整備において全米ワースト2位であることがわかった。

iSeeCarsは、米国エネルギー省の代替燃料データセンターが公表したデータから、レベル2およびレベル3/DC急速充電器の数を分析し、米国のEV充電インフラが2022年から2023年にかけてどのように変化したかを明らかにした。また、この分析では、EV充電インフラが利用可能な都市と州、および過去1年間の改善状況に基づいてランク付けを行った。

2023年に最もEVインフラが整備された州はコネティカット州で、ルイジアナ州、デラウェア州、インディアナ州、ノースカロライナ州は、充電器1台当たりの居住者比率を少なくとも26%向上させた。一方、最もEVインフラ整備に力を入れなかったのはアラスカ州で、充電器1台当たりの居住者数を1.6%しか伸ばしていない。ハワイ州の向上率は7.7%で、2022年に充電器1台当たりの居住者数が1728人だったのに対し2023年には1595人とわずかに改善が見られたものの、全米ワースト2位となった。

全米では、レベル2充電器が昨年20.6%増加したのに対し、レベル3充電器は37.5%とほぼ2倍の伸びを示した。iSeeCarsのエグゼクティブ・アナリストであるカール・ブラウアー氏は、「新型EVのバッテリーパックの大型化により、これらの車のドライバーに効果的にサービスを提供するために、より多くの急速充電器の必要性が高まっており、レベル3充電器のこの伸びは心強い」と述べた。

EV充電器の総数のランキングでは、ロサンゼルスが21000基以上でトップとなった。2位はサンフランシスコで約16000基、3位はニューヨークで8903基、4位はボストンで6516基だった。また、50の大都市圏の中で最もEV充電ネットワークが弱いのはケンタッキー州ルイビルで、わずか412基、次いでアラバマ州バーミンガムの428基、ウィスコンシン州ミルウォーキーの455基だった。

また、住民とEV充電器の比率から割り出した「最もEVフレンドリーな都市」ランキングでは、1位がサンフランシスコ・オークランド・サンノゼ、2位がサンディエゴ、3位がロサンゼルスと、上位3位をカリフォルニア州が占める結果となった。

画像:Shutterstock.com

(日刊サン 2024.3.19)

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